フロス or ダイ(歯周病予防か死か)|歯周病とは…?|歯周病治療の進め方エムドゲインとは?

歯周病治療とは?


歯周病は静かに進行していきます。 定期的に歯科検診を受け、レントゲンを撮って歯周病チェックをしてもらいましょう。

歯周ポケットが6~8mmに。食べたり、指で触ったりすると歯がぐらつく。歯が開いて隙間が目立つ。通常はほぼ覆っている歯槽骨が溶けて下がり、支えがなくなった状態。 歯周ポケットの深さが4~6mmにまで達する。歯茎が下がり、歯周ポケット内には縁下歯石がたまる。歯肉が黒く見えるようになり、歯の動揺(ぐらつき)が始まる。 歯肉炎のまま放っておくと炎症が進行し、歯と歯肉の接着面が剥離して3~4mmの真性ポケットとなっている。縁上歯石が多い状態。歯肉の炎症が歯槽骨縁におよんでいる。

歯周病とは…?

歯周病は歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されたりする病気です。
痛くないからと言って、そのままにしておくと取り返しのつかないことになってしまいます。歯周病を放置しておくと、歯を支えている顎の骨はすっかりなくなり、歯そのものは健康でも抜け落ちてしまいます。
時には心臓病・神経痛・リウマチ等の原因になる事もある非常に恐ろしい病気です。
歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。治療に早すぎるという事はありません。
あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。


原因はプラーク

現在、大部分の歯は虫歯か歯周病で抜かれています。
すなわち虫歯をどんなに治しても、いずれすべての歯は俗に言う歯槽膿漏で抜かれるのです。
歯周病の最大の原因はプラークです。プラークというのは歯の表面についた細菌のかたまりの事で、細菌が食べ物に含まれる糖分を分解してできるネバネバした白色の副産物で、一般に歯垢と呼ばれているものです。
この歯垢をさらに数ヶ月放置しておくと固まって歯石となります。
これらが原因となって歯周病が発生します。
そこで歯周病を治療するためには、まず第1にこのプラークを取り除かなければなりません。
歯にプラークがついている限り、どんな治療を行ってもそれは全く意味の無い事です。
なぜなら、このプラークを上手に取り除き歯や歯肉の表面をいかにきれいな状態にしておくことが、歯周病治療の基礎となるからです。
これを称してプラークコントロールといいます。


プライマリー・ケアー(初期治療)が重要

歯周病はかなり進行した場合でも、患者自身が感じる苦痛や不自由さはそれほどひどいものではありません。
まして初期の段階では何も自発症状が現れず、患者には病気意識が全く無いのが普通です。従って初期の歯周病を持つ患者は治療の必要性を感じない場合が多くまた一般的には、たとえ治療の必要性を認めても継続的に治療を受ける気になかなかなれない方が多いようです。
これが歯周病の最大の障害になっているのです。


主役はあなた自身です!

毎日の食生活の中で、口の中を完全に清掃する事は難しいことではありません。
完全な口腔清掃を行うためには正しいテクニックと習慣を身につけることが重要です。
それには長時間の訓練と努力が要求されるので大変な仕事のように思われがちですが、一度身につけてしまうと口腔清掃は仕事ではなく生活になり、決して大変な作業ではありません。
歯周病は歯科医や歯科衛生士に任せておくだけでは絶対に治らない非常に複雑な病気なのです。
そこで治療を有効に行うためには、あなた白身の自覚と協力が何よりも増して必要となり、継続的に治療に通うことが不可欠です。
歯周病の治療は、それがどんなに簡単なものであっても短期間に給わるものではありません。
何の苦痛も無く不自由もない時期に根気よく長時間治療する事によって完全な治療ができるのです。
ご自分の健康管理の一部として、この機会にがんばって治療しましょう。


あなたの歯周病治療の進め方

歯周病は、歯周病原菌の感染によって起こります。歯周病原菌となる特異な細菌が、歯周ポケットのなかで異常増殖すると歯肉がはれ、歯槽骨の破壊を起こさせるのです。


歯周病には4つのランクがあり、それぞれの症状により治療法も異なります。

歯と歯肉の問から入った細菌(歯垢、歯石)が歯肉に炎症をひきおこす。
歯肉は赤く腫れ、出血し易くなる。
歯周病は、歯周病原菌の感染によって起こります。歯周病原菌となる特異な細菌が、歯周ポケットのなかで異常増殖すると歯肉がはれ、歯槽骨の破壊を起こさせるのです。
細菌が歯と歯肉の境目からわり込み、歯と歯肉を離れさせる。(歯周ポケット)
歯と歯肉の境目に付着した細菌が、歯の根の面に沿って根の先へ侵入し、繁殖して臭いを発する。(口臭)
さらに、歯肉の中にある歯槽骨を溶かしてしまう。 ポケットからは、常時、血やうみがにじみ出ている。
歯肉はやせて下がり、歯槽骨はほとんど吸収されてなくなるので、歯槽骨がむき出しになる。
ついにはグラブラと動揺し抜け落ちてしまう。

治療のプロセス



ルートプレーニングによる治療法
キュレットを用いて、歯根面の歯垢、歯石、 壊死セメントを除去してなめらかにする。

  • 院長: 波多野 一
    住所: 〒154-0023 世田谷区若林4-31-9 ポライト第2ビル1F
    TEL: 03-3421-4182(ヨイハニ)
    診療時間: AM9:30~PM1:00 PM2:30~PM7:00

    月・水 :往診
    火・金 :往診 (17:30~19:00院内)
    木   :午後院内
    土   :院内診療
    日・祝日:休診