フロス or ダイ(歯周病予防か死か)
歯周病を放置すると大変なことになります!
「FLOSS OR DIE?」 歯周病予防か死か?
これはアメリカで繰り広げられている歯周病予防キャンペーンのスローガンです。中国では2000年も前から口内細菌と全身疾患との関係が知られていたそうですが、西洋医学でその関係が注目されるようになったのは、90年代に入ってからのことです。その後、この分野の調査・研究は飛躍的に進み、わずか15年で「歯周病が全身の病気を引き起こしたり、悪化させたりすること」が判明してきました。
20代から70代にかけて、体の抵抗力は約1/10に下がります。
また実年齢、歯ぐき年齢は40代を境に急激に落ちてきます。
現在、日本で歯周病にかかっている人は、成人の約85%以上。日本人の約30%が歯周病になりやすい遺伝子をもっているという報告もあります。脳梗塞、心臓疾患、呼吸器疾患、糖尿病や出産に伴うリスク。私たちにとってごく身近な病気が、歯周病によって悪化していたとしたら・・・?
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このような症状が歯周病と共に悪化します!
1.脳梗塞 重度の歯周病がある場合は、歯周病のない人に比べて脳梗塞を発症する危険が高いことが報告されています。 |
4.誤嚥性肺炎 高齢者、特に寝たきりの方など体力が減弱している人は、嚥下機能も弱っているため、歯周病原菌などが肺に進入して肺炎を起こす危険が高くなることが報告されています。 |
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2.低体重児出産 重度の歯周病をもつお母さんは、健康なお母さんに比較して低体重児出産の可能性が高くなると報告されています。 |
5.細菌性心内膜炎 お口の中の歯周病原菌は組織に対して付着能力も高いものもあるため、心臓の弁やその周囲に感染して心膜炎を起こす危険が高くなることが報告されています。 |
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3.糖尿病 糖尿病が歯周病を悪化させることは以前から報告されてきましたが、現在では、歯周病が糖尿病を悪化させるという、相互の影響が指摘されています。歯周病の治療をすることで糖尿病患者における血糖コントロールが改善されたという報告もされています。 |
6.狭心症・心筋梗塞炎 重度の歯周病のある人ほど狭心症や心筋梗塞などの冠状動脈硬化による心臓疾患になる危険が高くなることが報告されています。 |